こんにちは、大島悠司です。
先日、ラスベガスで行われた「AWS re:Invent 2023」に参加しましたので、イベントの様子をご紹介します。
また、ジャパンツアーから参加しましたので、その内容も併せてご紹介します。
AWS re:Inventについて
AWS re:Invent は、AWSが主催するグローバルなクラウドコンピューティングコミュニティ向けの学習型カンファレンスです。
2,000を超えるセッション、400社以上が参加するEXPO、営業時間外のイベントなどたくさんのコンテンツがあります。
開催日時:2023/11/27 - 2023/12/1
会場:ネバダ州 ラスベガス
6つのホテルが会場になり、1つ1つの会場もとてつもなく広いです。
ジャパンツアーで参加
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社様と近畿日本ツーリスト株式会社様が共同で企画した、「AWS re:Invent 2023 ジャパンツアー in ラスベガス」から参加させていただきました。
複数のプランがあり、私はフルエントリープランを使いました。
6泊8日の旅程で、飛行機や宿泊などの手続きを代行をしてくれたり、ジャパンツアーならではの催しもたくさんあるため、非常に充実していました。
また、600名ほどのツアー参加者がおり、ツアー参加者同士の交流もできるため非常におすすめです。
日付 | 内容 |
---|---|
11/26 | 羽田→米国乗り継ぎ→ラスベガス |
11/27 | re:Invent 1日目 |
11/28 | re:Invent 2日目、Japan Night |
11/29 | re:Invent 3日目 |
11/30 | re:Invent 4日目 |
12/1 | re:Invent 5日目 |
12/2 | ラスベガス→米国乗り継ぎ→羽田 |
12/3 | 羽田着 |
大島流re:Inventの歩き方
私は以下のことを意識して立ち回りました。
体験優先
ハンズオンや交流など現地でしかできない体験を優先しました。
講演やアップデート情報はSNSやブログで後追い可能なので、隙間時間にアーカイブやブログなどを見ていました。
Community Builder/Top Engineer/All Certの力を駆使
Community Builderだとカンファレンスパス代が約半額になり、非常にありがたかったです。
また、世界中のCommunity Builderのみが集まるクローズドなイベントに参加できたり、グローバルな交流ができました。
交流重視
日本人や外国人問わずに、とにかく話すことを重視しました。
その日あったアップデートや、聴講したセッション情報などを話しました。
また、名刺やSNSを交換して、様々な業界の人たちと知り合うことができました。
アウトプットの継続
SNSで常に情報収集やアウトプットをしました。
自分の感想や気になったことを常にアウトプットすると、それが誰かインプットになります。
私もセッションの追加情報やSwagの配布情報を、SNSから仕入れていたので非常に助かりました。
キーノート
キーノートは全部で5つありましたが、ここではCEOのAdam Selipskyのキーノートを紹介します。
今年もおおくのアップデートが発表されましたが、中でも目玉というべきなのは生成AIです。
AWSのCEOであるAdam Selipskyより、インフラ、ツール、アプリの3つのレイヤーでの取り組みが紹介されました。
インフラレイヤーでは、NVIDIA社との連携によりGPUを強化することが発表されました。
NVIDIAのCEOであるJensen Huangが登壇し、世界的企業のCEO同士の対談を聴くことができました。
ツールレイヤーでは、Anthropicをはじめとする様々な基盤モデルを活用できるサービスの強化が発表されました。 AnthropicのCEOであるDario Amodeiが登壇し、続けてCEO同士の対談を聴くことができました。
そして、アプリレイヤーでは、目玉ともいえる新サービスの「Amazon Q」が発表されました。
Amazon Qはビジネス向けAIアシスタントで、ユーザと形式で会話することができ、様々な支援を提供してくれます。
例えば、AWS利用のトラシューやFAQ、SlackやJiraとの連携、既存サービスとの統合などが可能です。
EXPO
400を超える企業が参加しており、様々なソリューションや事例を聴くことができました。
まだ日本に内サービスも多く、思わぬ掘り出し物が見つけられるのも海外カンファレンスのEXPOの醍醐味ですね。
ゲーム要素もたくさんありました。
Swagもたくさん頂けました。
セッション
ハンズオン形式のセッションに優先的に参加しました。
少人数制のビルダーズセッションや大人数でのワークショップなど、様々な形式のハンズオンセッションを楽しみました。
また、早朝のラスベガスをランニングする、5K runというセッションにも参加してきました。
約1,000人の参加者で5kmを走るというもので、早朝のラスベガスをランニングできるのは現地参加ならではの体験なので、お勧めセッションの一つです。
他にも、AWS考案のカードゲームで遊べるコンテンツもあり、AWSサービスを学びながらプレイできる面白いゲームでした。
プレイ後はカード一式をもらうことができました。
コミュニティ
会期中はコミュニティが主催する複数のパーティにも参加しました。
Community Hub
Community Builder限定のクローズドなパーティであり、世界中のCommunity Builderと交流することができました。
JAWS-UG in ラスベガス
お馴染み、JAWS-UGのラスベガス開催で、NW JAWSやFin JAWSに参加しました。
Japan Night
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社様と近畿日本ツーリスト株式会社様が共同で主催する、日本人同士のパーティにも参加し、様々な業界の方とお話しできました。
おまけ
re:Inventの4日目の夜には、re:Playというパーティが開催されます。
様々なゲームやエンターテインメントを楽しむことができ、非常に楽しかったです。
また、空き時間にSphereやグランドキャニオンにも行ってきました。
アメリカの広大な自然に囲まれてテンションも上がりました。
おわりに
AWS re:Inventへは初参加でしたが、非常に充実した日々を過ごすことができました。
多くのアップデートがあり、現地参加ならではのセッション参加など、とても勉強になりました。
特に、生成AIの進化がすさまじく、今後の展望に注目です。
今回学んだことを、自社やコミュニティ活動への還元に役立てていきたいと思います。
本記事が、皆様のre:Inventへの興味を一層引き上げることができれば幸いです。